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里帰り出産の後悔②

本当にいつから実家にいて、何日?何か月いたか全然思い出せません。

祖母は母がいない隙に、私が一人の時に暴言を浴びせてきました。だから、祖母とは二人きりになりたくなかった。それは、退院後すぐに始まりました。

入院中も母は祖母に怒られるからとほとんど病院に来ませんでした。同室の人たちはいつも家族がきて楽しそうにしていたのが羨ましかった。

暴言を吐かれる。存在を無視される。できるだけ子どもが泣かないように、気を付ける。泣いてしまったらすぐに抱っこしてあやして、泣き止むまで頑張る。子供が泣けば「泣いてばかりいる」と怒られ、抱っこすれば「抱っこばかりする」と怒られる。

だれともしゃべらずに食事をとる。もう実家に帰っている意味なんて分かりませんでした。

そんな私を見て、母も夫もなにもアクションは起こしてくれませんでした。私は完全に一人で耐えました。

結局、ある日突然何かがキレました。母が、かかりつけの病院に行っているとき祖母がまた私に言いました。「泣いてばかりいるどうしようもない赤ん坊だ。だからといって殺すわけにはいかないしな」と。最低です。

「迷惑でしょうから、出ていきます」とはっきり私は言いました。祖母は「迷惑だとは言っていない」そのあとは、父に連絡して、夫に連絡して、すぐに荷物を全てまとめて、ものの1時間で荷造りをして車で実家を出ました。その間、祖母は洗濯物を投げつけたり、座椅子を投げつけたりしながら怒鳴り散らしていました。「お前が悪い」と。「お前が勝手に帰ったら、自分が○○(母)に怒られる」と。ずっと怒鳴っていました。そして、色んな方たちからもらった出産祝いを全て母に渡しました。母はある程度の事情は分かっていても「なんで帰るの?」と泣きました。逆になんで帰らないと思うんだろう。

家を出るとき祖母にも実家に迎えに来た夫と一緒に「帰ります」と言いました。「あらそうなの?」といつものように他人にはとぼけた態度をとっていました。母にも「何も言ってないのに、勝手に帰ると言い出した」と言っていました。

自宅に帰ってからとてもホッとしたのを今でも覚えています。帰ったばかりで荷ほどきをしていなかったので、子どもを座布団の上に寝かせました。日当たりのいい部屋で、座布団に寝かせた子供がとてもニコニコとしていました。

血がつながっているからって上手くいくとは限らないんですね。

この産前・産後のデリケートな時期の体験。この時の嫌な思い出は生涯忘れることはできないと思います。

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この記事を書いた人

鳥大好き悩み多き理系主婦です。
鳥のこと多めに、日々の想いをつづっていきます。

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